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どんな研究室なの?
「鳥取で都市計画?」と思われるかもしれません。しかし、都市計画法でいう都市計画区域とは、大都市だけではなく、地方中小都市や人口1万人程度の農山漁村生活拠点地区までも含んだ我が国の総人口の90%以上が暮らす「エリア」のことを意味します。 このような都市は、幼児/児童/若者/成人/高齢者、住民/旅行者、世帯/企業/行政など多種多様な活動主体が活動する空間です。住民生活、産業活動、土地利用、施設立地、道路・公共交通ネットワーク、災害リスクなどの都市の現状を科学的に把握し、経済学・統計学・心理学など様々な関連学問に立脚した計画の立案や評価を行います。そして、どの活動主体にとっても便利で安全で快適に過ごせる持続可能な都市を創造するための道筋を研究しています。
住民がより快適に安心して生活できる地方都市やコミュニティづくりのため、社会経済理論と実証にもとづく地域・都市問題の解明と政策提案を行います。
環境負荷の削減と移動のしやすさを両立した都市・地域づくりのため、住民特性と既存の交通環境や土地利用特性に配慮した都市・交通政策の提案を行います。
コミュニティの「基盤」と「機能」が持続的に働く地域社会づくりのため、防災計画や地域政策にかかわる合意形成や意思決定の進め方の提案を行います。